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2020年01月02日
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骨に人工歯根を埋め込んで義歯を被
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骨に人工歯根を埋め込んで義歯を被せるインプラントの耐久年数は基本的に一生と説明されることが多いようですが、現実的には、施術後のセルフケアと、担当歯科医の治療テクニックにも掛かっています。
当然、自分自身でも口腔内のケアを続けなければ、わずか数年で使い物にならなくなることもあるのです。
加えて、歯槽膿漏などの病気を起こしてしまうと、人工歯根の土台となっているアゴの骨も弱ってしまい、人工歯が役に立たないどころか、インプラントの寿命も短くなり、最悪の場合はインプラント自体を埋め直す必要が出てきます。
インプラント治療も万能ではなく、基本的にはインプラント以外の治療はできないという方に適用されます。
クラウンとかブリッジをかぶせる自分の歯がない、入れ歯では噛み心地が満足できない、などのため必然的にインプラント治療になるという患者さんに適用されるのが普通です。
インプラントは入れ歯に比べ、噛み心地があごの骨に直接伝わるため、食事に食べ応えが感じられ、美味しく食べられます。
無くなった歯をインプラントで補ってからというもの、口臭を人から指摘されるようになったという件がたまにあるということです。
義歯なのに本物の歯より臭うの?とお思いの方もいるでしょう。
これには、歯茎に埋め込んだ土台と義歯の間などに、歯磨きで磨ききれない食べかすが残っていることもありますし、天然の歯における歯周病と同様、インプラント周囲炎という炎症になっている可能性も考えられます。
ひょっとして、と思ったら、早期に診察してもらうことが大切です。
欠損した歯を補う手段はいろいろありますが、インプラントはその中でもしっかりと噛むことができ、自分の歯のように安心してガムを噛めるのもまた嬉しいですね。
ブリッジのように、上から人工歯をかぶせているのではなく歯根をあごの骨にしっかり埋め込んでいるのでガムを噛んでも歯がポロッと取れることはありません。
ガムを噛んだ程度では、インプラント全体は全く影響を受けないほどに強度を備えています。
もちろん、キシリトールガムも大丈夫です。
長年放っておいた虫歯があり、抜くしかなくなってしまいました。
隣の歯の状態から見れば、ブリッジも可能でしたが他の選択肢としてインプラントをすすめられて、自分の気持ちが固まりました。
自費診療なので、かなりの額になりますが自分の歯に近い使用感があるとのことでした。
手術して、だんだん噛めるようになり、間もなく隣の歯と同じように使えたのでインプラントが正解だったと思います。
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