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2018年10月15日
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人工歯根(インプラント体)を骨の中に埋め込むのがイ
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人工歯根(インプラント体)を骨の中に埋め込むのがインプラント治療ですが、金属アレルギーを心配する必要はないでしょう。
外科手術で入れられるボルトと同じ素材で、チタン、セラミック、金など人体への親和性が極めて高い素材を使っているためです。
インプラント治療は基本的に保険外治療でその全額が自費になるのが普通です。
余計な負担や不安を減らすために、金属アレルギーがある患者さんは遅くとも手術の前までに、歯科医に確認しておくと一番良いでしょう。
インプラントの特徴として永久に虫歯から免れますが、インプラントの周りが炎症を起こすことがあります。
長期間快適にインプラントを使うためには日頃のケアが重要で、歯周病を予防するために、毎日のセルフケアと定期検診は手を抜くことができません。
しかし、インプラントを入れたところに腫れや出血がみられた場合、インプラント周囲炎を疑ってください。
さらに深いところまで感染する可能性もあるため早急に診察を受けましょう。
義歯が自分の歯と同じように使えるようになればインプラント治療は終わりですが、定期的に歯科医に診てもらう必要があるためその都度、費用がかかります。
普通は、三ヶ月に一回のペースで歯科医のチェックや衛生士によるブラッシング指導を受けます。
定期検診を受ける費用は基本が保険適用なので、あまり高額にはならず三千円くらいと考えてください。
普通は、一年あたり1万円、もしくは、2万円程度の出費は必要です。
歯科治療の一環として、インプラント治療も失敗のリスクはあります。
では、失敗はどのような問題を引き起こすかというと、人工歯根や上部体(義歯)の脱落、あるいは破損などインプラント本体に生じた問題、手術の後、あご周りの痛みや腫れが続くといった身体に関する問題、手術して腫れが治まった後、あごの線や歯並びが変わってしまったなどの見た目の問題もあります。
失敗の可能性を少しでも下げるために歯科医はともかく慎重に決めてください。
忘れてはいけないこととして、インプラント治療を始める前にあごの骨が治療に耐えられるかどうか調べてください。
とりわけ、歯周病や顎関節症がある場合、治療を始める前にそちらの病気を完全に治すことが必要条件です。
また、美容整形であごの骨に手を加えた方も治療にかなりの危険が伴います。
今は、このような病歴があるからといって治療の可能性はゼロにはならないので歯科医とのコミュニケーションが何より大事です。
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