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2018年10月03日
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インプラントの利用を考える際に、歯茎が腫れてくるので
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インプラントの利用を考える際に、歯茎が腫れてくるのではと気にされる方も多いでしょう。
この点は、歯科医の技量や、治療後の口内ケアの良しあしや、その時の体調にもよりますから、必ずしもこうなるとは言えず、結局、治療してみるまで分からないということになります。
歯科で鎮痛剤の処方を受け、腫れたところを冷やせば治ることもありますが、数日にわたって痛みが続いているなどの場合は、直ちに歯科で診てもらってください。
インプラント治療が適用されるケースとして、他の健全な歯を傷つけるのは避けたいという場合があります。
ブリッジ治療で考えると、ブリッジの支柱になる両隣の歯を削ることになりますが、インプラント治療では、歯根部から人工的に再生するので該当する歯の分だけ治療することになります。
他の歯を削って義歯を入れるのは抵抗があるという事情のケースなら、他の治療法よりもインプラント治療がしっくりくると思います。
がんばって終わらせたインプラント治療も、治療後も快適な状態を維持するためにセルフケアを怠ってはなりません。
毎日、しっかりブラッシングすることでプラークコントロールを継続した上で歯科医の検診を定期的に受け、歯科医や衛生士に指導してもらうことが、インプラント維持のために必要です。
人工物のインプラントでも、ひとたびケアの手を抜けば歯周病になることは珍しくありません。
人工歯根と上部構造(義歯)を繋ぐ金具をアバットメントと呼びます。
インプラントは、全てが同じ構造ではなく、各パーツの構成により複数のタイプがあり、用途に合わせて使い分けられています。
アバットメントが人工歯根から分かれておらず、一体化している「1ピース・インプラント」、あるいは1ピースタイプと呼ばれるものと、人工歯根とアバットメントが別パーツ構成になっている、2ピースタイプと呼ばれるものがあります。
この2ピースタイプはさらに、人工歯根とアバットメントのプラットフォーム(接続部)の形状により、二つのタイプ(エクスターナル・コネクション、インターナルタイプ・コネクション)に分かれており、それぞれ特性が異なります。
完全に歯がなくなってしまった部位にも使える治療法であるインプラント。
ですが、留意すべき点もあるのです。
何かと言うと、インプラント治療を受けられる人は限られているということです。
インプラント治療をご検討の方は知っておいて下さい。
インプラントは、骨に器具を埋め込むという、患者さんの負担も大きい治療です。
ガンで治療を受けている方や、糖尿病、心臓病などの持病をお持ちの方、インプラントを埋め込む顎の骨が既に減ったり無くなったりしている場合も、歯科医院でインプラント治療の適用は不可能と判断されてしまうことがあります。
この場合はインプラントを諦め、代替手段を探すことになります。
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