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2018年08月04日
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顎骨に人工歯根を埋め込んで義歯を固定するイ
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顎骨に人工歯根を埋め込んで義歯を固定するインプラントは、それらのパーツの構成により、複数のタイプがあり、用途に合わせて使い分けられています。
アバットメントが人工歯根から分かれておらず、一体化しているのを1ピースタイプといいます。
それ以外に、アバットメントが人工歯根から分離している2ピース・インプラントがあります。
2ピースの場合、アバットメントが人工歯根と別のパーツとして取り付けられるので、アバットメントを接続するプラットフォームの形によって、歯根側が凸になっているエクスターナルタイプと、歯根側が凹になっているインターナルタイプがあり、接続が簡単なインターナルタイプの方がシェアが多くなっています。
長年放っておいた虫歯があり、とうとう抜歯を迫られました。
隣の歯の状態から見れば、ブリッジも可能でしたが他の選択肢としてインプラントをすすめられて、最終的にインプラントを選びました。
結構な費用がかかるデメリットはありますが、安定して噛むためにはインプラントの方が良いといわれました。
手術して、だんだん噛めるようになり、間もなく隣の歯と同じように使えたので歯医者さんに言われたとおりだと思いました。
インプラントが固定され、義歯が不自由なく使えればインプラント治療も終わります。
それからも定期的なメンテナンスを受けなければなりませんので異常がなくても維持費は必要になります。
特に異常がなければ、三ヶ月に一回くらい歯科医のチェックや衛生士によるブラッシング指導を受けます。
メンテナンスを受けるごとに支払う料金は保険適用の治療が基本となり約三千円とみれば良いでしょう。
標準的には、一年に1万円から2万円程度の維持費を見込んでおいてください。
歯科では、一連の治療の中に保険適用と適用外が混在することもよくあります。
しかし、インプラントの場合、ほぼ全て保険適用外です。
保険がきかない理由ははっきりしています。
インプラントを作り、あごの骨に埋め込もうとすると保険が適用されるブリッジ、入れ歯などより検査、土台となるあごの骨の管理、人工歯調整、手術とかなりの手間がかかるためです。
あごの骨に穴を開けてインプラントを埋入し、かみ合わせが落ち着くまで時間もかかるので全ての治療を通した費用はかなりの額になります。
これを保険適用にしてしまうと、医療費はいっそう増えてしまい、社会保険料の値上げが心配されるので、今後も原則保険適用にはなりません。
欠損した歯の数が少ない場合、インプラントとブリッジで迷うことがあります。
いわゆるインプラント治療では、あごの骨に小さな穴を開けて、人工歯根を埋め込んでその上に義歯をかぶせます。
ブリッジ治療では、橋桁状の義歯をつけるために、両側の歯を一回り細く削り、その上から義歯のついたブリッジをかぶせるのです。
口を開けたところを見ればほとんどの場合、インプラントが良いと言えます。
ブリッジ治療では、両隣の歯は橋の支柱のように削ることになるというのが痛いところです。
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