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2018年07月25日
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インプラント治療による危険性を皆さん、入念に調べた
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インプラント治療による危険性を皆さん、入念に調べたと思います。
問題の一つに、インプラントを埋め込んだ後、頭部のMRI検査はできなくなるという話があったのではないでしょうか。
それは本当のことではありません。
MRI検査の画像は、磁気を当てたときの身体各部の反応なので金属があれば、そこは乱れて映ります。
しかし、インプラントは主にチタンが使われているので磁気に反応して画像が得られないという問題がなく、なので、MRI検査には影響ないと考えてください。
検査から治療後のメンテナンスまで、インプラント治療はほぼ全面的に保険適用外です。
今後もおそらく保険はきかないでしょう。
なぜならインプラント治療をすすめようとすると保険適用が可能な他の治療方法よりもコストがかかり、設備や技術も要するからです。
手術の前後には様々な処置が必要で、インプラントと周りの歯がなじんで上手く噛めるようになるまで時間もかかるので完全に治療が終わるまでの医療費はかなりのものです。
治療の一部を保険適用にするだけでも、他の保険適用治療にしわ寄せが行くでしょう。
インプラントの手術してからしばらくの間、近くの歯がうずくように感じられることがあるようです。
麻酔をかけて人工歯根を埋め込み、その周辺組織が腫れて熱を持ったため周辺の歯の神経も刺激されたことが原因でインプラントが落ち着けば、その反応も静まることがほとんどです。
しかし、他の原因から生じることもあるので、違和感がおさまらないときは歯科医の判断を仰ぐことに努めましょう。
どんな方にもインプラント治療が良い訳ではありません。
インプラント以外の治療はできないという方にすすめられる治療なのです。
クラウンやブリッジの支えになる歯がない、入れ歯では噛み心地が満足できない、などのためインプラント治療を選ぶしかない患者さんが多いでしょう。
インプラントは人工歯根をあごの骨に埋め込んでいるので、噛み心地があごの骨に直接伝わるため、食事に食べ応えが感じられ、美味しく食べられます。
今のところ、インプラントの歯根部はチタン製が主流です。
特長として、骨に埋め込んだとき調和性が高く、アレルギーの発症例も少なくなっています。
インプラント治療が可能かどうか、頭部CTの他、レントゲン、口腔内検査など十分な検査を行い、結果を検討した上で治療に取りかかるため安全性を確認しながら治療を受けられます。
そして、治療終了後のメンテナンスを積極的に患者が歯科医と連携しながら行っていけばより快適に、長期間使えるようになるのです。
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