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2018年04月23日
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せっかく完了したインプラント治療も治療が終われば
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せっかく完了したインプラント治療も治療が終われば後はほっておいて良いわけはなく、デンタルケアを欠かさないことが重要です。
毎食後に磨き残しがないようブラッシングしてプラークコントロールを継続した上で定期的な検診を欠かさず継続することが欠かせません。
人工物のインプラントでも、普段のケアができなくなると歯茎に異常が起こり、歯周病などにかかることはよくあります。
インプラント治療はどのような流れかというと、3ステップあると考えてください。
最初に人工歯根を、歯茎を切り開いてあごの骨を掘ったところに埋め込みます。
あごの骨、及び周辺組織と人工歯根がなじみ、定着するのを待ちます。
第三段階として歯根の上にアタッチメントをつけて、さらに義歯をかぶせるという段階を踏みます。
どこに時間がかかるかというと、インプラントの埋入後、周りの組織となじんで骨に結びつくまででもちろん、いろいろなケースがありますが、2ヶ月くらいは最低でもかかり、長い場合は6ヶ月ほどかかるのが普通です。
義歯が完成して使えるようになるまで、治療を始めてから最短で3ヶ月、最長で10ヶ月ほど必要になってくるわけです。
インプラント埋入手術では、人工歯根を骨に埋め込み、定着させるので術後の患者さんは、ほとんどが違和感を生じるのが当たり前の反応です。
腫れが引いた頃には慣れてきますので、腫れたところや、縫った糸が気になっても、触らないように我慢あるのみです。
もし、十日以上経っても全くなじんでこない場合や、痛みが続いていたり、腫れや出血が止まらなかったりする場合、原因を突き止め、治療しなくてはなりません。
大至急歯科医にかかってください。
歯茎を切り開いて、あごの骨に穴を開けるといえば術中の痛みが怖いと思います。
インプラント埋入手術を受けても、痛さを心配する必要はありません。
切り開くあごを中心に、麻酔を十分効かせて手術に取りかかるためです。
麻酔が切れれば、処置の仕方によって痛みが出てくるケースもありますが、頓服の痛み止めが処方されるため激しい痛みが長く続くことはあまりありません。
インプラント治療は多くのケースでとても有効ですが、マイナスの部分も理解しておきましょう。
最大のデメリットは費用が高額になることです。
高額のケースでは、数十万円必要になるケースもまれではありません。
加えて、治療が失敗して取り返しがつかない健康被害が起きるという重大な問題もあります。
まれな症例として、手術後の死亡例もあります。
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