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2018年02月15日
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この治療のメインとなるインプラント埋入手術では、もちろ
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この治療のメインとなるインプラント埋入手術では、もちろん部分麻酔が使われますが、麻酔のために入院することはまずありません。
出血が止まりにくい病気や、循環器系の持病がある場合は、入院設備が整ったところで手術する必要もあります。
そして、インプラントを埋入する箇所に、十分な厚さの骨がない場合、埋入手術以前に、骨の厚みを増す手術をしなければなりません。
腸骨などの自家骨を採取し、骨が薄いところに移植するという手術では、手術が二回以上になる場合や、入院する場合もあります。
このような難しい治療を行う場合、治療が他よりも長い期間にわたることを知っておくべきです。
最近はインプラントを利用される方も多くなってきましたが、治療後に口臭を人から指摘されるようになったという件がたまにあるということです。
これでは折角のインプラントが台無しです。
理由としては、歯茎の合間に歯磨きで磨ききれない食べかすが残っていることもありますし、歯周病と似た病気である、インプラント周囲炎を発症している可能性も考えられます。
自分もそうかも、と思った方は、担当歯科にかかり、早期解決を図ることです。
大きな効果を得られるインプラント治療ですが、そのマイナス面も知らなければなりません。
まず、他の歯科治療と比べても費用がかかることです。
ケースによっては数十万円の負担になるケースもあるのです。
あとは、治療が失敗したとき、障害が残るような健康被害も起こりうるデメリットも忘れないでください。
ごくまれなことですが、治療が原因で死亡することも過去にはありました。
希望すれば誰でも、インプラント治療を受けられるとは言えず失敗の可能性が高いため、治療できないといわれることもあるのです。
でも、断った理由として「あごの骨の強度や厚さが十分でない」だの「インプラントを埋入し、義歯を支えるだけの骨の幅がない」であったとするなら治療を断念するのは早すぎるかもしれません。
最新設備を駆使して、腕のある歯科医が治療すれば以前なら、インプラント治療は不可能とされていた症例でも治療可能になっています。
現状での最先端治療が受けられるよう、できる範囲で探すことが必要です。
差し歯とインプラントはどう違うのでしょうか。
まず、差し歯というのは、天然の歯や歯根を利用して、そこに金属の土台を埋め込みます。
歯根を含めて歯が無くなってしまったところには、そもそも埋め込む先がないわけですから、使えないのです。
それに対して、インプラントというのは、あごの骨にドリルで穴をあけて、金属製の人工の歯根を埋め込み、そこに義歯を被せるという手順で施術が行われます。
差し歯と比べて高額なのは悩み所ですが、抜歯などで歯を失っている場合にも顎の骨に問題さえなければ利用できるのがインプラントの利点です。
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