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2018年02月12日
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インプラント治療の問題点をいろいろな情報
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インプラント治療の問題点をいろいろな情報媒体から調べているでしょうが、その一つとして、インプラントを埋めると、頭部のMRI検査をしたとき金属部分が反応してしまうといった話を聞いた方もいるでしょう。
それは違います。
MRI検査とは、身体に磁気を当てて画像を作ることです。
金属に反応すると、画像は乱反射のように見えます。
インプラントには主にチタンが使われており、金属ですが、磁気には反応しません。
MRI検査への影響はありません。
一口にインプラント治療といっても、3ステップあると考えてください。
最初に人工歯根を、歯茎を切り開いてあごの骨を掘ったところに埋め込みます。
あごの骨の中に人工歯根がしっかり定着するのを待ち、それからアタッチメントという連結部分をはめ込み、義歯をつける、という流れは皆さん変わりません。
この中では、人工歯根があごの骨に定着するまでに時間がかかり、約2ヶ月から6ヶ月見ておかなければなりません。
インプラント治療の開始から、本格的な義歯を入れるまでに要する期間は短くて3ヶ月、長くても10ヶ月くらいだと考えて良いでしょう。
歯科治療で手術を受けたことがない方には、インプラント埋入手術はかなりの痛さを想像してしまうでしょう。
インプラント埋入手術では、術中、強い痛みを感じることはないと思ってください。
局所麻酔とは言え、しっかり効いたのを確認してから本格的に手術を始めるためです。
術後、腫れがでるのに伴ってだんだん痛くなってくることもありますが、痛み止めは頓服として処方されますので我慢できないくらいの激しい痛みにはならないことがほとんどです。
1本から2本の欠損した歯に対して、インプラントもブリッジも適用できますがインプラント治療では、歯茎を切り開き、あごの骨に穴を開け、人工歯根を埋め込んでその上に義歯をかぶせます。
ブリッジ治療では、義歯をつけるために欠損歯の両隣を一周削って、上にブリッジをかぶせます。
見た目の問題を考えるとブリッジよりインプラントの方が高い評価を得るでしょう。
さらに、ブリッジ治療を選ぶと、ブリッジのために両隣の歯が犠牲になるというデメリットも承知してください。
歯科医の技量、患者の体調などの条件によって、インプラント治療もある程度のリスクを伴う治療です。
失敗するとどうなるかと言えば、人工歯根があごの骨となじまない、破損などというインプラント本体に関わる問題、細菌感染やアレルギー等によってあごの骨が腫れる、痛むといった身体的問題、あるいは歯並びが悪くなる、あごの骨が変形するなど見た目の問題もあります。
リスクをできるだけ減らすためにはまず、歯科医選びに全力を尽くしましょう。
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