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2018年01月03日
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インプラント埋入手術では、人工歯
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インプラント埋入手術では、人工歯根を骨に埋め込み、定着させるので埋入手術後はどの患者さんも違和感を感じるのが普通です。
数日で腫れも引き、違和感も薄れてくるので違和感を感じてもくれぐれも触らないようひたすら辛抱が大事です。
十日以上経ったときに違和感が変わらない、あるいはさらにおかしく感じる場合や、痛みの増大、腫れ、発熱などの症状がある場合は、原因を探り、対応していかなくてはなりません。
急患でも診療を受けることが必要です。
失った歯を再生する治療は何種類もありますが、インプラント治療の問題点は治療に失敗した場合、再度同じ治療を行えなくなる点です。
入れ歯、ブリッジ、クラウンなどの義歯と異なり人工歯根とあごの骨は、周辺組織で完全に結びつかなくてはならないのでインプラントと骨の間に自前の組織が形成されず、インプラントがしっかり固定されないというアクシデントがあれば普通は再手術しか手段はなく、いったん削ったところをさらに深く掘ることになるのです。
埋入するのもリスクがあって、手術時に神経を損傷する危険を伴います。
普通、インプラント治療の全部が自費治療なので、高額の費用が負担となる方も決して少なくありません。
クレジットカード利用ができる歯科医院や、デンタルローンなどの名前をつけて分割払いに申し込める歯科医院が増え、柔軟な対応ができるようになっています。
現金で費用を一括払いする必要なく、インプラント治療の開始はあきらめなくて良くなりました。
最近よく耳にするインプラントは、歯がまるごと抜けてしまった後で、代用となる人工の歯を作ることだと考えてください。
歯の欠損には、昔からブリッジや入れ歯が使われてきましたが、インプラントは歯根からあごの骨に埋め込んでいるので残った歯と同じような使用感があり、メンテナンスが十分であればかなり長く使えます。
インプラント治療には健康保険が全く適用されないので、その治療にはどうしてもお金がかかります。
例外はありますが、インプラント治療は保険適用になることはまずありません。
全額自己負担が普通ですが、しかし、医療費控除の対象ではあります。
医療費控除を受けようとすれば、確定申告の期間中に治療費を収入から引くことができます。
医療費控除を受けようとすれば歯科医で発行した領収書は医療費を払った唯一の証明ですからなくしたら再発行はできないと考え、暦年単位で、大事に保管しておきましょう。
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