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2017年06月18日
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混同されることの多いインプラントと差
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混同されることの多いインプラントと差し歯。
何が違うのでしょうか。
差し歯は文字通り、歯に差し込むものです。
つまり、天然の歯や歯根を利用して、そこに金属の土台を埋め込みます。
ですから、抜歯してしまって歯がない場合はそもそも埋め込む先がないわけですから、使えないのです。
それに対して、インプラントというのは、あごの骨にドリルで穴をあけて、金属製の人工の歯根を埋め込み、そこに義歯を被せるという手順で施術が行われます。
差し歯と比べて高額なのは悩み所ですが、抜歯などで歯を失っている場合にも義歯を作れるのが、インプラントの利点なのです。
検査から治療後のメンテナンスまで、インプラント治療はほぼ全面的に保険適用外です。
保険がきかない理由ははっきりしています。
インプラント治療と一口に言っても保険適用が可能な他の治療方法よりも手間がかかるとともに、設備や技術が求められ、どこでもできる治療ではないからです。
インプラントをあごの骨に埋め込むだけでなく、インプラントが周りの歯の間で落ち着くまでにも時間がかかり、時間に見合った医療費がかかります。
それではどこまで保険適用にするかも難しい問題で、医療費はいっそう増えてしまい、社会保険料の値上げが心配されるので、今後も原則保険適用にはなりません。
インプラント治療を始める前に、費用を調べておきましょう。
この治療は治療費を確保してから始めなければなりません。
ごくまれに、インプラント治療が保険適用されることもありますが、普通のケースではまず適用されず自費診療として始めるしかないのが費用を押し上げる最大の原因です。
インプラントの材質などを選び、極力安くしても十数万円、高価な材質を選ぶなどでその数倍の出費もあることを承知しておく必要があります。
インプラント埋入手術は局所麻酔がほとんどなのでどんな痛い手術なのだろうと思うかもしれません。
どこの歯科医の手術でも、痛くて我慢できないことはまずありません。
局所麻酔とは言え、しっかり効いたのを確認してから本格的に手術を始めるためです。
術後、麻酔が切れてくると、腫れとともに痛みが出てくるケースもありますが、痛みに備えて、頓服薬を処方されるので激しい痛みが長く続くことはあまりありません。
インプラント埋入手術とは、人工歯根を骨の中に埋め込むことなので術後の患者さんは、ほとんどが違和感を感じるといわれています。
数日で腫れも引き、違和感も薄れてくるので腫れが気になっても、舌などで触るのは止めて歯みがきも気をつけてください。
十日以上経ったときに違和感が変わらない、あるいはさらにおかしく感じる場合や、痛みの増大、腫れ、発熱などの症状がある場合は、原因がどこにあるのか探り、適切な対応をすることが必要です。
我慢しなくて良いので、歯科医の診療を受けましょう。
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